パルテノン多摩にて

昨日は午後からパルテノン多摩にて某都立高校の芸術鑑賞会の舞台を行った。ひさしぶりに三人編成のカンジヤマA,B,Cの舞台。それぞれの得意技を競うなかなかの構成だったと思う。終演後緞帳が下りた舞台袖で汗を拭きふき小道具や衣装の整理をしていると、一人の女子高校生が走りながら舞台に飛び込んできた。息を切らしながら目に涙を浮かべて「よかったです~」「本当によかったです~」を連発してくれた。その一途な情熱に改めて出演者三人ともが心打たれてしまった。そう、自分らもこうやって舞台に感動したからこそ今ここに立っているのだ。その自分たちの体験を少しでも次に伝える事ができたならこんな幸せはない。こういった純粋な若いエネルギーがいつも私たちを初心に引き戻してくれる。この一期一会が体力の限界と闘いながら一つ一つの舞台を必死にこなしている私たちの心の糧になっている。その女学生と会話しながら心の中で合掌していた。「ありがとう」って。
さてさて今週からいよいよ大学は期末試験の季節に突入する。舞台が終わると期末試験作成やら成績管理の雑用が待っている。同時進行で今論文一本と4人の大学の学生の為に推薦状を書き続けている。あまりの多忙の為ジムへ行く時間がまったくないのが残念。せっかく最近ジム通いで身体を引き締めて体調よかったのだが・・・・まあ、贅沢は言うまい。ただ連日の忙しさの合間の食事が弁当ばかりになっているのが本当に辛い。早くもとの食生活にもどさなくては・・・・と思っている矢先、週刊新潮から食生活に関連するコラムへの寄稿のチャンスをいただいた・・・ありがたい、少し反省して襟を正さねば(汗)
夏の親子寄席が近付いています。今年は国立演芸場(7月24日)と上野鈴本演芸場(8月29日)と両方ともに昨年に引き続き林家たい平師匠とご一緒させていただきます。詳しくは近日中にウェブに掲載致します。

2010-07-14 05:40 | つれづれなるままに | コメント(2)

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