比較したくはないけれど。

本当に今の世の中凄い。見逃したイベントは必ずと言ってよいほどUチューブなどで落ち着いたときに見ることができる。昨夜はゆっくりとオバマの施政方針演説を聞いた。彼のスピーチはいつもカリスマ性に満ちている。なんだろうか、あの自信に満ちた落ち着きと、絶妙な言葉まわし。他国の人間が聞いていても、思わず拍手してしまいそうな魅力。前回の大統領が思いっきり無能だったから余計なのかもしれない。と、同時に我が国のお坊ちゃま歴代首相を振り返り、悲しくなる。自分の本当の無能さに気がついてないのか。いや自分の無能さを押し隠してまでエゴを貫こうとするこの醜い姿。どうしたらこの世襲制を変えられるのだろうか。たとえば、少なくともお笑いの世界ではこれは通用しない。面白くなければ、カリスマ性がなければ、有名どころの二世だろうが三世だろうが、どんどん消えてゆく。(ただし、タレントは別だが苦笑)。中川のイタリア訪問が総額6千万円だという。オバマにすり寄るようにして一時間ちょっとの話をするのに麻生がつかった政府専用機の値段はいくらなんだろうか?意味のない訪問を繰り返すのは国会議員ばかりではない。地方の議員もまたしかり。公僕、パブリックサーバント(public servant)という意識のない連中ばかりだ。 
昨年の11月、米下院金融サービス委員会にアメリカのGM,クライスラー、フォードのビッグ3のCEOが招聘され、借金を願い出た際に、三人ともがプライベートジェットでワシントン入りしたのが議会やマスコミにたたかれたのは記憶に新しい。今日本も国民一人当たり約600~700万円の借金を背負っているという。同じ状況じゃないのか?民間機で例えばイタリアにビジネスクラスの正規料金でいっても約90万円だという。中川が使った金は一人あたま700万円×6人!?どうも麻痺してますよね。酒飲みにいっているのなら自費で行って欲しいし。今回のような事態があった場合、民間の常識ならば、辞任だけでなく、かかった費用も自分で持たされるのでは?そういった常識も通用しないのかな。えらい方々には。偉いな、本当に。
さてさて、話題は変わって、明日28日は地元国分寺での公演です。詳しくは昨日の読売新聞多摩版にも載りましたが、28日、午後2時開演。主にファミリーの為の簡単な面白可笑しい作品をやります。親子連れでどうぞ。お問い合わせは国分寺社会福祉協議会042−324−9232へ!!

2009-02-27 07:27 | ひとりごと | コメント

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